
ウォルナット材と、50 年後のこと。
「一生もの」を買うなら、ウォルナットを — 家具店なら一度は言うセリフかもしれません。ただ、その理由をちゃんと説明できる販売員は、意外と少ないものです。今回は、turkisharchery.org がウォルナットを推す理由を、木材のプロの視点からお話しします。
ウォルナット(学名:Juglans)は、北米東北部から中西部にかけて生育する落葉広葉樹。日本では「胡桃」と訳されますが、家具材として輸入されるウォルナットは、ほとんどが「ブラックウォルナット」という品種です。
この木材の特長は 3 つあります。① 強度が高い、② 加工がしやすい、③ 色味が深くて美しい。① と ② によって複雑なデザインの家具が作れ、③ によって時間とともに「飴色」へと育っていく。
これが「一生もの」と呼ばれる理由です。新品のときは明るめのチョコレート色ですが、5 年も使うと深いコーヒー色、10 年経つとほぼ黒に近い焦げ茶に。家具自体が、その家の時間とともに歳を取ってくれるわけです。
turkisharchery.org のベッドフレームは、ウォルナットかミズナラの 2 種類から主材を選べます。寒冷地(北海道・東北・北陸)はミズナラ、それ以外の地域はウォルナットを推すことが多いです — ただ、好みの問題なので、お好きなほうをお選びください。
最後に、お手入れについて。化学系のクリーナーを使うと表面の塗装が剥がれる恐れがあるので、必ず植物性オイル(オスモなど)で年 1 回メンテナンスしてください。30 分で終わる簡単な作業です。

